2024年11月20日は世界COPDデーです!!
2024年11月20日は『世界COPDデー』です。
COPDとは「Chronic Obstructive Pulmonary Disease」の略で、和名では慢性閉塞性肺疾患といいます。タバコ煙やガス、大気汚染物質などを長期的に吸入することで発症する疾患です。
→COPDに関してはこちらをご参照ください。
世界COPDデーとはCOPD)の認知度を高め、疾患の予防と治療の改善に取り組んでいるGOLD(Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease)が主唱している世界的なイベントです。世界の50カ国以上で開催しております。
なぜこのような活動をされているかというと、世界でCOPDは死因第3位と高いためです。日本でも2019年の死因統計では、男性で8位と順位が高くなっております。
世界COPDデーの今年のテーマは『スパイロメトリーによる肺機能測定の重要性』です。
肺機能の低下は死亡リスクを高めるため、肺機能を測定することでCOPDを含む複数の肺疾患の早期診断と迅速な治療の機会が得られる可能性があります。
近年、肺機能低下の早期発見のため、健康診断にスパイロメトリーを組み込んでいる自治体も存在します。COPD患者さんの多くは喫煙者ですが、非喫煙者でも有害物質の暴露で発症する可能性はございます。
当院では当日呼吸機能検査が可能です。
呼吸機能検査を受けたことがない方や喫煙されている方は、この機会に是非呼吸機能検査をご検討下さい。