「咳・喘息のページ」作りました
当院初めての方へ
当院には、呼吸器専門医、アレルギー専門医、小児科専門医、総合内科専門医、が在籍しています。
小児から大人への一貫したアレルギー診療が可能です。
高い専門性を有しながらも一般的な内科・小児科の診療も可能です。
品川区の国保健診など各種健診実施しています。呼吸器専門医が複数在籍しており肺がん検診認定施設です。
長引く咳、たん、息切れや花粉症などのアレルギーの諸症状などお気軽にご相談ください。
当院の「咳・喘息のページ」について
ハピコワクリニック五反田の院長と小児科医がお書きした記事の中で、院長がおススメする大人とこどもの咳や喘息に関するページを患者様が見つけやすいようにまとめてみました。
下記の項目からそれぞれのページをご覧になれますので、ご覧ください。
当院の呼吸器内科についてのご案内
当院のアレルギー科についてのご案内
咳・喘息に関するページ
気管支喘息(ぜんそく)について
気管支喘息(ぜんそく)とは、気管支でアレルギー性の炎症が起きている状態です。
炎症により気管支が狭くなり、ヒューヒュー、ゼイゼイといった笛のような呼吸音が聞こえます。
「喘息ってどんな病気?」について、取材協力致しました。
発作が起きないよう普段から使用する長期管理薬と発作時の治療に分かれます。
気管支喘息の患者さんへ
新型コロナウイルスに限らず、ウイルスによる気道感染は、喘息の状態が悪化するリスク因子となりますが、喘息による気道炎症がコントロール出来ていないと、万一感染した際に呼吸状態が悪化するリスクがあります。
吸入ステロイド薬は中断せず、継続する必要があります。日々の治療を地道に続けましょう!
気管支喘息・高血圧等の生活習慣病などの定期通院の方やワクチンの定期接種の方は受診を迷われていることもあるかと思います。
当院では感染予防対策を実施しております。
我慢せずにご相談ください。
子供の長引く咳の受診時のポイントは?
2-3週間以上続く咳の場合には、大きな異常が隠れていることがあるので受診をおすすめします。
ただお子さんの咳の様子を伝えたくても、いざ診察室ではなかなかうまく説明できないこともありますよね。
ポイントとしては
- いつから?
- 鼻水や熱などの咳以外の症状は?
- 乾いた咳?痰絡みの咳?
- ゼイゼイはある?
- 咳がひどくなるタイミングはいつ?(夜、日中、エアコンをつけた時、学校で など)
- 機嫌はどう?食欲はある?
- 飲んでいる薬があったら、その内容がわかるもの
などをまとめてメモしておくと説明しやすいと思います。
受診時に咳が出ないことも多いものです。
咳の性状を説明しにくい場合には、
スマホで動画を撮ってきていただくとわかりやすく、大変参考になります。
小児喘息について
特徴的なゼイゼイ、ヒューヒューする喘鳴(ぜんめい)や、咳、呼吸困難などの症状が、運動や風邪、ホコリなどのアレルギー物質の吸入や、気温や季節の変動で繰り返す起こる場合、気管支喘息と診断されることが多いです。発作が起きたときに適切な治療をおこなうのはもちろんですが、発作が起きていないときにも、気道の炎症は起きているため、毎日適切な薬の内服や吸入ステロイド治療を行い発作の予防をおこなう事が重要です。
咳喘息(せきぜんそく)について
長引く咳の患者様が最近増えています。
中でも、最も多いのが咳喘息です。
咳喘息はアレルギーによって起こる病気です。
アレルギーによって起こる咳は気管支喘息(ぜんそく)がありますが、気管支喘息のようにヒューヒュー、ゼーゼーや呼吸困難をともなわない、咳だけの喘息が咳喘息です。
このような症状は咳喘息を疑います
- 2週間以上咳が続く
- かぜや花粉症の時に咳が続く
- ある季節になると咳が続く
- 空気の変化やたばこの煙、飲酒、会話などでせきがでる
- 夜に咳がひどくなりせきで眠れない
- ヒューヒュー、ゼーゼーや呼吸困難をともなわない
- 夜に咳がひどくなり眠れない
- 小児喘息であった
花粉症と咳と喘息について
花粉を吸い込む量が多いと鼻や眼だけではなく、気管にまで悪影響が生じます。
ですので、この花粉症の時期に喘息(ぜんそく)が悪化する方は多いです。
また花粉症は春だけではなく夏や秋にもあります。
スギは2~4月、ヒノキは3~5月、イネ科は5~9月、ブタクサは8~9月など、花粉症の原因になるものが季節ごとにあります。
春は待ち遠しいですが、毎年多くの人が苦しめられている花粉症の季節でもあります。
花粉症は、早めの対策を心がけたいです。平成28年度の東京都の調査では、 都内のスギ花粉症の推定有病率はなんと 48.8%と推計されています。もはや国民病ともいえる疾患であることがわかります。
また、近年は花粉量の増加や生活習慣の変化などから、子どもの花粉症も増えています。
院長の一番の専門分野、喘息について、花粉症を絡めてお書きしています。
梅雨の喘息悪化について
梅雨に喘息が悪化しやすい理由は?答えは、気温、気圧、湿度の変化です。
喘息以外にも頭痛や関節痛、倦怠感などが起きます。気象病といわれていることも多いです。
また高温多湿はダニが増える条件です。床でゴロゴロするとダニの死骸やフンのかけらを吸って喘息が悪化しやすいので控えめにしましょう。
古い薬を症状が出た時だけ使っていませんか? 適切な喘息治療を受けているか見直しましょう。
気道過敏性~冷気やけむりで咳が出ませんか?~
気管支喘息は、天候や花粉、ダニやハウスダスト、風邪などで悪化するのは有名ですが、秋から冬にかけての冷え込みや、夏はエアコンからの冷気などでもひどい咳が出ることがあります。
咳は体から異物を出そうという反応ではありますが、過度な咳が出る場合には喘息の気道過敏が隠れているかもしれません。
重症喘息について
喘息の患者さんは小児喘息を含め、年々増加傾向にあり、今や国民病ともいわれるほど多くの患者さんが喘息と向き合っています。その中でも「重症喘息」という状態になっている患者さんもいらっしゃいます。重症喘息は専門医の診察のもとガイドラインに沿って確実に治療を進めていかなければなりません。当院では呼吸器専門医、アレルギー専門医、総合内科専門医、小児科専門医が在籍しております。今まで喘息と診断された方でも、気になる症状がございましたらお気軽にご来院ください。
息切れ、息苦しさについて
コロナに感染してから、「なんとなく息苦しい気がする」と訴える患者さんが増えています。コロナはステイホームや人と極端に接さないなど今までの生活状況を一変させたこともあり、実際の呼吸器系の病気以外にもストレスなどの心的要因も関係していると思われます。「息苦しい」感じは何か大きな病気なのでは?と心配になる方も多いかと思いますが、息苦しさから考えられる病気や症状などについて説明していきますので気になる方は呼吸器専門医までご相談ください。
痰(たん)について
コロナウィルス感染の後遺症として咳が続く、痰が出る、血の混じった痰にびっくりして受診するという患者さんが多くなってきました。コロナに限らず、季節性の風邪や喘息などから痰が出ることもあります。またしょっちゅう痰が出るのでわざわざ受診せずに市販の薬で済ませたり痰ぐらいよくあることで大したことはないと思っている方も多いのではないでしょうか?ここでは「痰」について詳しく解説していきたいと思います。少しでも気になる方は呼吸器科の専門医にご相談することをおすすめします。
妊娠と喘息について
喘息の罹患率は増加してきていますが、それは妊娠可能年齢の女性も例外ではなく、妊婦さんの3.7-8.4%に合併しているといわれています。
喘息コントロールの重要性
妊娠中の喘息のコントロールが不十分だと、妊娠高血圧や妊娠中毒症、早産、低出生体重児など様々な合併症のリスクが増加します。妊娠中もしっかり喘息の治療を受けることが大切です。
妊娠中はおなかの赤ちゃんへの影響を心配して、薬をなるべく使用しないという方が多く、その結果喘息発作が起きることが多く見受けられます。
実際は、喘息治療薬による母体および胎児への影響はほとんど認められず、喘息の悪化による母体、胎児の低酸素血症のほうが問題となるため、積極的な妊娠中の喘息管理が重要です。
気管支炎とは
ウイルス、細菌、有害物質などの刺激による気管支の急性炎症を指します。中にはアレルギー性の疾患が隠れていることもあります。
上気道症状につづきしめった咳、たん、熱が出る、胸が痛いなど、の症状があります。
原因によって対処法は違いますのでまずは正しい診断を受けましょう。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)について
慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)とは、タバコをはじめとした様々な有毒なガスや微粒子の吸入、特に喫煙などにより肺、気管支が炎症を起こす病気です。
呼吸機能が徐々に低下し、進行していくため、早期診断、治療が必要となります。
少しでも進行しないよう、まずは禁煙が最大の治療になります。
まずは早期発見、早期の禁煙が重要です!
COPDは老後の肺炎のリスク、心血管系の病気のリスクなどにもなります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っているときに、「無呼吸(10秒以上呼吸が止まること)」の状態が1時間あたり5回以上、または、7時間の睡眠の中で30回以上ある場合に診断される病気です。主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があります。意外と身近な病気です。
禁煙外来について
新型コロナウイルス感染症とタバコについて日本呼吸器学会より案内がでています。この機会に禁煙に挑戦してみませんか。(日本呼吸器学会はこちら)
喫煙は生活習慣病の大きな原因の一つです。
当院では禁煙外来を行っています。
タバコを1日1箱吸う場合、8~12週間分のタバコ代よりも禁煙治療代の方が安くなります。(健康保険等の自己負担が3割の方は、約3ヶ月の治療スケジュールで、1万3,000円~2万円程度です。使用する薬によって少し変わります。)
ぜひこの機会に禁煙への第一歩を踏み出しましょう。
初回と最終回以外はオンライン診療も可能です。(医師の判断によります)
肺がん検診について
当院では2021年より呼吸器専門医の増員を行い、施設基準を満たしましたので、品川区の肺がん検診を始めることになりました。
対象となる方:品川区在住の40歳以上の方
※品川区保健センターにてヘリカルCTコース(有料)を受けた方、結核検診を受けた方は対象外となります
肺炎球菌ワクチンについて
肺炎球菌ワクチンは、小児では定期接種、65歳以上の方には助成があります。
肺炎球菌感染症は劇症化することもありますし、将来の肺炎のリスクを軽減するためにも適応にあたる方は接種をご検討ください。
品川区では65歳以上の方に助成がございますので、是非ご活用いただければと思います。
予防方法は?
肺炎球菌ワクチンを接種します。
長引く咳について
咳の持続期間により3週間未満の急性、3週間以上8週間未満の遷延性、8週間以上の慢性に分けられます。
急性の咳の多くは上気道炎などの感染症が原因ですが、持続期間が長くなるにつれて感染症の頻度は低下します。
花粉症対策ガイドページを公開致しました
患者様が花粉症対策の情報を探しやすいように、花粉症対策のガイドページを作成しました。役立つ情報もあると思いますので、是非ご覧ください。
赤ちゃんページ公開しました
ハピコワクリニック五反田の小児科医がお書きした記事の中で、院長がおススメする赤ちゃんに関するページを患者様が見つけやすいようにまとめてみました。
取材記事について
女医に訊く!2020年4月号
「アレルギーはどうして起こるの?花粉症対策」について、取材協力致しました。
日経DUAL 2020年 12月号
ママパパ向け年齢別記事 「保育園」
「注意したい子どもの3つのせき 特徴と受診目安は?」について、取材協力致しました。
当院の受診方法は?
せき、たん、息切れ、長引く咳、花粉症、その他アレルギー症状、こどもの長引く咳など、諸症状でご心配の場合には、呼吸器専門医・アレルギー専門医・小児科専門医・総合内科専門医が在籍する当院へ気軽にご相談ください。
ご予約について
待ち時間状況、時間帯予約はこちら
(当日の時間帯予約のみになります。直接のご来院も可能ですが、予約優先となります。)