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アレルギーの機序について

ご案内

当院ではアレルギー専門医・呼吸器専門医・小児科専門医・総合内科専門医が診察致します。

小児のアレルギーについてはこちら、赤ちゃんについては赤ちゃんページもご覧下さい。

アレルギーとは

アレルギーとは免疫反応の一部です。

私たちの身体には外部の敵(感染症など)と戦うために免疫が備わっています。

免疫反応には自然免疫獲得免疫があります。 

自然免疫

自然免疫とは、侵入してきた病原体などを免疫細胞が見つけ、それを素早く排除する仕組みです。

病原体に穴を開けたり、直接貪食してやっつけます。

ここで大活躍してくれる細胞は主に食細胞で、マクロファージや好中球、樹状細胞といったものが挙げられます。

獲得免疫

獲得免疫とは、感染した病原体を記憶して同じ病原体に出会った時にやっつける仕組みです。

主にT細胞やB細胞といったリンパ球が働きます。アレルギーに直接関連するのは、この獲得免疫です。

アレルギー反応にはIgEという抗体が特に関与しています。アレルゲンというアレルギーの元になる物質に過剰に反応してしまう状態です。

アレルギーは体質や遺伝が関係し、アレルギーが出やすい体質の方に様々な悪化因子が作用して症状が出てしまいます。

悪化する因子が明らかであればなるべく避けたり、予防的にアレルギーを押さえるお薬を使用して症状があまり出ないうちに対処することが出来ます。

アレルゲンの種類

アレルゲンの種類には食物、薬物、ダニ、カビ、動物、花粉など多くの種類があり、アレルゲンの体への付き方によって症状も変わります。

検査

治療の前に、アレルゲンの特定をするための検査(血液検査)をおこないます。
1つだけでなく、複数のアレルゲンに対して反応がある方も多いため、複数の反応を一度に検査します。

治療

各アレルギーの疾患によって治療法が変わります。

例えば花粉症には抗ヒスタミン薬や点鼻ステロイド、気管支喘息には吸入ステロイドなどを処方します。

効果をみながら薬を変更していくこともあります。

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