【呼吸器内科・アレルギー科】息切れ、息苦しさについて
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小児から大人への一貫したアレルギー診療が可能です。
高い専門性を有しながらも一般的な内科・小児科の診療も可能です。
品川区の国保健診など各種健診実施しています。呼吸器専門医が複数在籍しており肺がん検診認定施設です。
在籍医師は育児中の女性医師です。ワクチン接種時や乳幼児健診や診察時など育児に関することもお気軽にご相談ください。
お困りでしたらお気軽にご相談ください。
息切れ、息苦しさについて
コロナに感染してから、「なんとなく息苦しい気がする」と訴える患者さんが増えています。
コロナはステイホームや人と極端に接さないなど今までの生活状況を一変させたこともあり、実際の呼吸器系の病気以外にもストレスなどの心的要因も関係していると思われます。
「息苦しい」感じは何か大きな病気なのでは?と心配になる方も多いかと思いますが、息苦しさから考えられる病気や症状などについて説明していきますので気になる方は呼吸器専門医までご相談ください。
<目次>
1・息苦しいと感じる原因
2・息苦しいと感じた時の受診の目安
3・息苦しさを引き起こす病気
4・息苦しさを感じた時の検査
5・息苦しさの治療方法
1・ 息苦しいと感じる原因
コロナ禍において圧倒的に増えた息苦しさの一番の原因は、マスクを長時間使用し続けることによって起こるものです。特に感染対策に効果的な不織布のマスクは目が細かく外気を通しづらいことで、夏場の湿度や気温が高い時期には息苦しさを感じる人が多くいらっしゃいます。
また、コロナ禍で日中外出することなく自宅に籠もりきりという状態ですと、お部屋の換気も悪くなり、息苦しさを感じさせる原因にもなります。
40代以降の女性では更年期障害の症状としてホットフラッシュや動悸が起こることがあり、体温が上昇することで息苦しさを感じてしまうこともあります。また、息苦しさから不安感が増長しハーハーと過呼吸を引き起こしてしまう場合もあります。
息苦しさを感じる原因は様々ありますが、実際に甲状腺の異常やホルモンが関係していたり、肺や呼吸器の病気も考えられますので、まずはその息苦しさは何が原因で起こっているかを見極める必要があります。
2・息苦しいと感じた時の受診の目安
息苦しさから眠れない、お話できないといった日常生活に支障をきたす場合には至急受診するようにしましょう。実際に低酸素状態になり唇が青くなったりチアノーゼを起こしている場合は至急受診が必要です。
それ以外は息苦しいなと日中2、3、回程度感じる、1週間程度継続するようであれば専門医に受診し、原因を解明してそれぞれの疾患に準じた治療を行いましょう。
3・息苦しさを引き起こす病気
呼吸器系の病気で考えられるのは間質性肺炎、COPD、気管支炎などがあり、特にコロナにかかると肺にダメージを受けるので息苦しさを発症しやすくなります。
呼吸系以外の病気としては心筋梗塞や狭心症、心不全など心臓のポンプが正常に働かずに十分に体内に空気が運び込まれないことによって息苦しさを感じることもあります。
そのほか糖尿病、貧血、甲状腺異常、熱中症などでも息苦しさの症状がみられます。
また、がんが隠れている場合もありますので、病院で検査をして原因を調べることが大切です。
4・息苦しさを感じた時の検査
病院やクリニックでの検査は肺機能検査、胸部X線を主に行います。また聴診、心電図、採血などでより詳しく検査をすることもあります。下肢にむくみが出ている場合には心不全が疑われます。
まずは肺機能検査で肺に十分な空気が取り込まれているかどうかを調べることが重要になります。
検査をしても何も異常所見が見つからなかった時には、心因的なことが考えられます。普段の生活でストレス過多になっていないかなど、そのストレスの原因を調べ改善していくことも必要になります。その場合は心療内科を受診しましょう。
5・息苦しさの治療方法
コロナ禍でのマスク生活、ステイホームなどで今まで経験したことのない生活を送るようになった人も多くいらっしゃいます。今までは普通に通勤して、職場の人と会話したり、週末の旅行や趣味の時間で人と接したり、当たり前のようにしてきたことができなくなりました。その期間が長引けば長引くほど自分でも気づかないうちにストレスを溜め込むことになっていて、気がついたら息苦しい、体調が悪いなどの症状が出てきて受診する方が増加しています。
コロナに感染した後遺症として咳や息苦しさが続いている人もいます。息苦しさは重篤な病気、とは限らないのですが、息苦しさの裏には本当の病気が隠れていることもありますし、自覚がないままストレスが溜まって過呼吸にまでなってしまうこともあります。
まずは信頼できる専門医に相談し、息苦しさの原因を突き止めてそれに準じた治療を行いましょう。
必要であれば生活習慣を改善する、運動をする、リラックスできることを見つけるなども息苦しさを軽減することに繋がります。
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