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【小児科・アレルギー科】子どもの花粉症~スギ花粉症の治療いつから?~

[2022.01.13]

当院初めての方へ

当院には小児科専門医、アレルギー専門医、呼吸器専門医、総合内科専門医が在籍しています。

小児から大人まで一貫したアレルギー診療が可能です。

高い専門性を有しながらも一般的な内科・小児科の診療も可能です。

呼吸器専門医が複数在籍していることにより、呼吸器に関する専門性が高い診療が可能です。

在籍医師は育児中の女性医師です。お気軽にご相談ください。

小児の花粉症について

花粉症の時期について

スギは2~4月、ヒノキは3~5月、イネ科は5~9月、ブタクサは8~9月など、花粉症の原因になるものが季節ごとにあります。

 

さて、今年もスギ花粉が飛び始める時期が近づいてきてしまいました。

2022年の東京のスギ花粉飛散開始日は2月頃とされており、花粉飛散量は例年と同じくらいで、去年よりはやや多い予想とのことです。(日本気象協会

 

しかし、毎年強い花粉症症状でつらい思いをする方は、できるだけ早めの対策(1月末頃から)を心がけてください

具体的には、初期療法といって、抗アレルギー薬や点鼻薬、点眼薬を花粉飛散予測日もしくは症状がみられた時より開始します。お薬によっては、飛散予測より1週間前に開始をすすめるものもあります。

 

飛散予測日より前にもわずかながらスギ花粉は飛び始めますので、花粉症症状がでるようでしたらご相談ください。

また、例年の花粉症にお困りの方は舌下免疫療法もおすすめしております。

5歳以上で毎日お薬を舌の下において1分程度そのままにしておける方であれば治療可能ですのでお気軽にご相談ください。

子どもの花粉症について

花粉症は、早めの対策を心がけたいです。平成28年度の東京都の調査では、 都内のスギ花粉症の推定有病率はなんと 48.8%と推計されています。もはや国民病ともいえる疾患であることがわかります。

近年は花粉量の増加や生活習慣の変化などから、花粉症は年々患者数が増え、発症も低年齢化してきています。花粉症は大人だけの疾患ではなく、子どもの患者も増えています。

子どもの花粉症の対策ボイントについてお伝えします。

どのくらいの年齢から花粉症にかかる可能性があるのでしょうか?

2~3歳で花粉症にかかる子どもも珍しくありません。もともとアレルギー体質の子どもは、発症のリスクが高くなる傾向にあります。

症状が続くと集中力の低下につながり、 遊びや勉強に影響を及ぼしたり、睡眠の妨げになったりします。子どもの花粉症は保護者が見逃さず、いち早く対処をしてあげることが必要です。

子どもの花粉症の予防も、基本的には大人と同様、アレルゲンとなる花粉に接触しないことが第ーです。

特に、子どもの場合に気をつけることは?

子どもは自分で意識し、対策をするのが難しいため、保護者の方のサポートが必要です。

外に遊びに行くときにはナイロン製のウインドブレーカーなどを着せ、帰宅後は手洗い·うがいなどを徹底しましょう。お子さんが好きなことを思い切り楽しめるよう、見守ってあげてください

子どもの花粉症の対策ポイント

子どもの花粉症の対策ポイントをまとめました。ぜひ参考にして、家族みんなで健やかな春を過ごしてください。

子どもの花粉症の見分け方は?

子どもは風邪をひくことが多く、花粉症との区別が離しいかと思います。また、子どもは症状を自分できちんと話して伝えることも難しいものです。

見分ける方法としては、まずは目や鼻などにかゆみを伴うかがポイント。

また、風邪だと思って薬を飲み続けても、一向によくならない場合も花粉症を疑う必要が出てきます。

花粉は外に舞っているものですから、晴天の日や、風の強い日に外出したときに症状が悪化しないかも注意しておくとよいでしょう。

子どもの花粉症の治療は?

小さい子どもの花粉症治療は、 保護者の方も何かと心配ですよね。

医療機関での治療は、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬を主体とした内服薬と、症状によっては点眼薬や点鼻薬を併用します。

内服薬は飲みやすいシロップやチュアブル錠などもあり、年齢や体質に合わせて処方します。

長く薬を飲ませるのが心配という方が多いですが、ひどくなると強い薬も必要になりますし、風邪だと思い込んで必要のない風邪薬を飲ませることもリスクがあります。

早めに治療を始めることも大切です。

子どもの花粉症のセルフケアは?

大人も同じですが、乾燥によって目や鼻の粘膜、皮膚のバリア機能が低下すると、花粉による症状が出やすくなります。宝内の湿度を高めるなどの保湿対策を行いましょう。

皮膚にも炎症が出やすいため、保湿クリームなどを塗ってあげましょう。傷口があるとそこに花粉がくっついて、さらに症状が悪化することにもつながります。

対策すべてを一度に実行しようとするのは難しいですが、無理なくできることから取り組みましょう。

ご案内

アレルギーを起こしやすい体質や原因物質を調べるために、当院では採血によるアレルギー検査とプリックテストも行っています。

当院ではアレルギー専門医・呼吸器専門医・総合内科専門医・小児科専門医が在籍しています。

結果を適切に解釈した後に処方し、状況に応じて環境整備のアドバイスなどもさせていただきます。

体質を知り症状のコントロールに役立てましょう。

アレルギー検査について

アレルギー症状を引き起こす原因をアレルゲンと呼びます。
アレルゲンは気管支喘息・花粉症・アレルギー性鼻炎・食物アレルギー・じんましん・アトピーなど色々な症状を引き起こします。

気管支喘息花粉症アレルギー性鼻炎食物アレルギーなどをお持ちの方で、病状のコントロールのため必要であれば保険診療で検査が受けられます。

費用について

アレルギー疾患やアレルギー症状があるなど検査が必要と医師に判断された方は保険診療で検査可能です。その他の方、保険証をお持ちでない方は自費となります。

費用は3割負担の方で概ね、5,000円くらいかかりますが、検査項目数により前後します。

検査項目について

主な項目として、以下のようなものがあります。

食物アレルゲン

牛乳・卵・農産物(キウイ・バナナ・ソバ・小麦・大豆・米・ゴマ・ピーナッツ)・魚介類(マグロ・サケ・エビ・カニ)・肉(豚・牛・鶏)など

花粉アレルゲン

スギ・ヒノキ・ブタクサ・シラカバ・ヨモギ・ハンノキ・ハルガヤ・カモガヤ・オオアワガエリなど

環境アレルゲン

ダニ・ハウスダスト・犬や猫のフケ・真菌類(アスペルギルス・アルテルナリア・カンジダ)・ラテックスなど

プリックテストについて

当院ではアレルギー検査として採血の他にプリックテストも行っています。

プリックテストとは?

ある物質に対してアレルギー反応が出るか、皮膚で確認するテストです。即時型アレルギーをチェックします。

方法

アレルギーが疑われる物質(アレルゲン)のエキスを腕に1滴垂らし、針を軽く押し当てます。15分後に膨疹が出たら陽性です。

当院では小麦、乳、卵、ダニ、スギのアレルゲンエキスを取り扱っています。

プリックテストのメリット

  • 子どもから大人まで検査出来ます。
  • アレルギーの抗体がまだ十分に出来ていない赤ちゃんやお子さんでも反応を確認できます。
  • 痛みがほとんどありません。
  • 採血でアレルギー反応が確認しにくい食物アレルギーの方も、アレルギーの出る食品(果物など)をお持ちいただくと検査が出来ます(prick-to-prick test)。口腔アレルギー症候群でも有用な検査です。
  • 患者さんの状態にもよりますが、採血によるアレルギー検査と組み合わせることで更に信頼度の高い評価が出来ます。

注意点

  • 一時的に痒みが出ることがあります。検査後に塗り薬を塗り症状を緩和します。
  • 検査時間がかかりますので、お時間に余裕を持ってお越しください。
  • 抗アレルギー薬を服用している場合は結果に影響するため、事前に休薬が必要になります。受診時医師にご相談ください。
  • 医師の判断により行う検査です。全ての方が適応となるわけではありません。また適応となる方でも総合的に判断し、初診時に検査出来ない場合があります。

当院では小児のプリックテストは火午前・木午前・土に行っています。高校生以上は毎日可能です。担当医師にご相談ください。

舌下免疫療法について

花粉症治療のひとつ舌下免疫療法は治療開始に適した時期があります。 

治療を続けるには根気がいりますが、花粉症のシーズンには開始出来ない治療です。

スギ花粉症の症状が強くお悩みの方は、飛散のない時期(6月頃~秋頃)にご検討頂くとよいです。

お子様も5歳以上で毎日お薬を舌の下において1分程度そのままにしておける方であれば治療可能ですのでお気軽にご相談ください。

舌下免疫療法の受診方法

舌下免疫療法は、アレルギーを起こす物質を服用しますので、アレルギーの症状が出る可能性があります。

特に初回内服時はアナフィラキシーショックなど重篤な反応を起こす場合があるため院内で服用後、待合室にて30分程度お待ちいただき副作用確認させていただきます。

そのため通院2回目の初回内服の日は最終受付時間より1時間程度余裕をもってお早めに受診下さい。


舌下免疫療法をご希望の際は、
受診日当日にWEB時間帯予約をお取り願います。

舌下免疫療法の受診の詳しい流れはこちら

当院はじめての方へ

当院には、小児科専門医、アレルギー専門医、呼吸器専門医、総合内科専門医、が在籍しています。

小児から大人への一貫したアレルギー診療が可能です。

高い専門性を有しながらも一般的な内科・小児科の診療も可能です。

在籍医師はこちらから。ワクチン接種時や乳幼児健診や診察時など育児に関することもお気軽にご相談ください。

風邪をひいた、せきが長引く、便秘、肌がかさかさする、発熱、風邪(かぜ)、咳(せき)、鼻水・鼻づまり、のどの痛み、下痢・嘔吐、腹痛、頭痛、中耳炎、ひきつけ(けいれん)などの症状など多岐にわたる小児科一般の病気を診断・治療しています。


小児予防接種、乳幼児健診、お子様の諸症状でご心配の場合には、小児科専門医・アレルギー専門医・呼吸器専門医・総合内科専門医が在籍する当院へ気軽にご相談ください。

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