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【呼吸器内科・アレルギー科】暑くなってきました。エアコンと咳について

[2022.06.03]

エアコンと咳の関係

梅雨時期に入るとエアコンの除湿機能を使い始めるご家庭も多いと思います。

梅雨の時期と喘息の関係、コロナとの違い、大人と子どもの違いなど解説の記事はこちらから。

また夏が本番を迎える頃にはどこのご家庭でもクーラーを使用することになると思います。

特にここ数年間におけるコロナ禍ではステイホームで通常より多くの時間屋内にいることが増え、その分エアコンと接する時間も長くなります。

エアコンをつけた部屋にいると咳が出るようになったという方は多くいらっしゃいます。

エアコンと咳の関係についてお話したいと思います。

エアコンのフィルターには要注意!

エアコンをある程度の期間使用しているとフィルターにハウスダストが付着します。ハウスダストの中にはダニの死骸や花粉、ペットの毛など様々な目には見えないくらいの細かいものが含まれています。このハウスダストにまみれたフィルターを使っているとエアコンを稼働させた時に室内中にハウスダストを撒き散らす状態になります。エアコン内部に繁殖したカビ類もフィルターを通して拡散されます。

ハウスダストやカビを吸い込むことで咳が出たり喘息が悪化したりします。咳だけではなく、アレルギー性鼻炎や皮膚の炎症などを引き起こす場合もあります。

今年は特に花粉の量が多かったので家庭内のエアコンのフィルターにも多くの花粉が付着していることが考えられます。

エアコンを長時間稼働させる前までにフィルターの掃除をすることが重要です。また内部のカビが気になる場合には専門業者のクリーニングを頼んだりエアコンを清潔な状態で使用しましょう。

空気清浄機の落とし穴

コロナ禍をきっかけに空気清浄機を使用するご家庭も増えています。

空気清浄機には除湿機能や花粉を取り除く機能があり正しく使用していればとても有効なものです。

空気清浄機が有効に働くためにはフィルターがポイントとなります。

まずフィルター性能の高いHEPAフィルターを使用していることが重要です。精度の高いフィルターでないとハウスダストを吸い取る力も弱くなります。逆に余計な風で撒き散らすことにもなってしまいます。フィルターのお掃除もこまめにすることが大切です。

エアコンのフィルターには気をつけていても空気清浄機のフィルターには気が回らない方も多いようです。空気清浄機を置いたらそれで安心、というわけではありません。

空気清浄機は季節にかかわらずエアコンよりも稼働時間が長いものです。よりこまめにフィルター掃除をすることで正しく有効に使用しましょう。

また部屋の広さに合ったサイズの空気清浄機を使用することも大切です。

エアコンの時期に増える咳と正しい病気の判断は呼吸器専門医へ

エアコンの時期に咳が増えて喘息が悪化してしまうケースは、大人も子どもも関係なく起こります。

特にステイホームの増加により今までは発症していなかった大人の喘息やアレルギー性の疾患になる人も多く見られるようになってきました。

当院では呼吸器や肺の検査レントゲン採血検査を行うことで喘息やアレルゲンを診断し、治療を進めていきます。

 

またお子さんがかかるマイコプラズマやRSウイルスが大人に感染したことでその後喘息を発症することもあります。ゼーゼーしたり空咳が症状としてでます。

マイコプラズマや百日咳などの感染症は咳が3週間以上続くこともあり、咳喘息と鑑別することが難しい場合もあります。一般の内科で受診すると正確な診断もされずとりあえず吸入薬を処方されることが多く見られます。

マイコプラズマの診断には喉を拭う検査や胸部X線、採血でわかりますが、結果の解釈に関しては呼吸器科の専門医でないとわからないこともあります。

また処方された薬がなぜ出されたのか、いつまで使用すれば良いのかなどはっきりとしないこともあるので喘息やマイコプラズマを悪化させないためにも、診断、治療は呼吸器科の専門医のもとで適切に行うことが大切です。

特に喘息の治療はある程度の期間、治療を継続させる必要があります。

少しでも気になる症状が出た場合はすぐに呼吸器の専門医のいるクリニック、病院へ相談しましょう。

適切な喘息治療を受けているか見直しましょう

古い薬を症状が出た時だけ使っていませんか?

状態に合わせて薬を変える必要があります。

発作治療薬のみでは喘息による気道の炎症はとれません。

喘息の治療が得意な医療機関でぜひ相談してみてください。

当院の受診方法は?

長引く咳、アレルギー症状、花粉症などでお悩みの方は、小児科専門医・呼吸器専門医・アレルギー専門医・総合内科専門医、が在籍する当院へ一度受診をご検討下さい。

待ち時間状況、順番予約はこちら
(当日の順番予約のみになります。直接のご来院も可能ですが、予約優先となります。)

咳・ぜんそくページ公開しました

ハピコワクリニック五反田の院長と小児科医がお書きした記事の中で、院長がおススメする咳やぜんそくに関するページを患者様が見つけやすいようにまとめてみました。

赤ちゃんページ公開しました

ハピコワクリニック五反田の小児科医がお書きした記事の中で、院長がおススメする赤ちゃんに関するページを患者様が見つけやすいようにまとめてみました。

花粉症対策ガイドページを公開致しました

患者様が花粉症対策の情報を探しやすいように、花粉症対策のガイドページを作成しました。役立つ情報もあると思いますので、是非ご覧ください。

 

その他よく読まれている記事は?

【小児科・アレルギー科】子どものアレルギー性鼻炎

【小児科・アレルギー科】子どもの咳について

【小児科・アレルギー科】スギ花粉症の治療、いつから?

【小児科・アレルギー科】花粉と咳と喘息について

取材記事について

女医に訊く!2020年4月号
「アレルギーはどうして起こるの?花粉症対策」「喘息ってどんな病気?」ついて、取材協力致しました。

 

日経DUAL2020年 12月号 ママパパ向け年齢別記事 「保育園」

「注意したい子どもの3つのせき 特徴と受診目安は?」

について、取材協力致しました。

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長引く咳、アレルギー症状、花粉症などでお悩みの方は、小児科専門医・呼吸器専門医・アレルギー専門医・総合内科専門医、が在籍する当院へ一度受診をご検討下さい。

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