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TBSひるおび生出演でCO中毒の解説をしました

[2023.05.10]

2023年4月24日(月)
TBSひるおび
ひるおびライブ解説「CO中毒について」中継生出演

意外と知られていないCO(一酸化炭素)中毒の症状、対策など当クリニックの院長が解説しました。
「CO(一酸化炭素)中毒」は意識を失い死に至ることもあるとても危険な症状です。お店や特定の場所でしかならないと思っている方も多いかもしれませんが、実は一般のご家庭でも起こりうるのです。

CO(一酸化炭素)中毒とは?

CO(一酸化炭素)とは、木炭や石油ストーブが燃焼した時に酸素が不足し不完全燃焼が起きた際に発生する無色・無臭の気体です。
無色・無臭であるために気体が室内に充満しても気が付かず、大量に吸い込むことでCO(一酸化炭素)中毒を引き起こします。

CO(一酸化炭素)中毒の症状

めまいや頭痛、吐き気などを引き起こします。CO(一酸化炭素)にさらされている時間や量によっては、酸素が体に十分に行き渡らないことで体の様々な組織に影響を及ぼし、低酸素脳症など重篤な症状を引き起こすこともあります。

CO(一酸化炭素)中毒の治療

軽症の場合は十分な換気を行なった上で安静にしていれば回復します。重症な場合は高圧酸素療法という治療を行いますが、傷ついた組織の具合によっては回復に時間を要する場合もあります。

家庭におけるCO(一酸化炭素)中毒の対策

CO(一酸化炭素)中毒を防ぐためにはとにかく換気が大切です。1時間毎の換気が必要になります。換気扇が正常に稼働しているか、火器設備や器具の点検も必要です。また、屋内で使用する火器器具を家庭内で使用することは絶対に避けましょう。

CO(一酸化炭素)は発生しても無色・無臭であるため気が付いた時には体調に異変を起こします。少しでも吐き気や頭痛、おかしいなと思う症状が出た場合は医療機関に相談しましょう。

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