子供の痰について
子どもの咳と共に、痰の症状もとても気になると思います。咳をする時に痰がいつも絡んでいる、痰に色がついている、発熱を伴っている・・・など、痰に関する症状も様々です。
子どもの痰は咳と同様に、アレルギーなどの病気のサインかもしれません。少しでも気になる時はお気軽にご来院ください。
1.子どもの痰の特徴は?
子どもは、年齢が小さいほど大人のように痰が絡まった時に自らペッと排出することがうまくできません。
そのため、痰を飲み込んでしまったり、喉や気道に痰がたまったりすると、呼吸のたびにゼロゼロ、ゴロゴロという音がしたり、息がうまくできずに苦しそうにすることがあります。
子どもの痰も大人の痰と同様に、色や性状によっておおよその病気や状態を考える手がかりになります。
2.子どもの痰の種類と考えられる病気とは?
サラサラした透明~白色の痰
かぜのひき始めや、喘息などのアレルギーによって分泌されることが多いです。
白色~黄色の痰
一般的なかぜの痰は白色が多く、かぜが長引いたり、鼻水が喉に落ちたりすると黄色っぽくなることがあります。
緑色の痰
細菌に感染すると緑色の痰が出ることがあります。蓄膿症など鼻の病気が原因で、緑色の鼻水が喉に流れ、痰と混じって出てくることがあります。
血が混ざった痰
激しい咳を繰り返したことにより、喉や気管が傷ついて血の混じった痰が出ることがあります。
血が繰り返し混じる場合や、血の量が多い場合には、肺炎など別の病気が隠れていることもあるため、早めの受診が必要です。
ベタベタした硬い痰
ベタベタとした粘度の高い痰は、喘息の時に多くみられます。特にカビが関与した気管支喘息では、かなり硬い痰が出ることがあります。
3.子どもの痰が気になる時に自宅でできること
子どもの気道は大人に比べると細いため、少しの痰でもゼロゼロ、ヒューヒューという音を伴い、呼吸が苦しくなる傾向があります。
お子さんが咳や痰で苦しそうな時にできることとして、まずこまめな水分補給があります。水分を摂取することによって痰の粘り気を和らげ、排出しやすくなります。一度にたくさん飲ませるのではなく、こまめに少しずつ与えるのがポイントです。
室内の乾燥を避けましょう
乾燥していると痰が固まりやすくなるので、お部屋が乾燥しすぎないようにしましょう。湿度は50%~60%程度が目安です。
小さいお子さんの場合
小さいお子さんには、抱っこをして背中を軽くトントンと叩くことで痰を排出しやすくしたり、鼻吸い器などで優しく鼻水を吸い取ったりすることもあります。
4.こんな症状がある時は受診を
特に、次のような症状がある場合は早めに医療機関を受診してください。
- ゼーゼー、ヒューヒューといった音を伴い、夜眠れない
- 息をするたびに胸やみぞおちがへこむ
- 呼吸が苦しそう
- 水分がとれない
- 顔色が悪い
- ぐったりしているなど、普段とは明らかに様子が違う
また、咳や痰が2週間以上続いている場合や、痰の色や性状が気になる場合にも、一度ご相談ください。
保護者同伴について
・中学生以下の方の診察は保護者の同伴が必要です。
・高校生以上の方はお一人での診察が可能です。
※緊急時にご連絡をさせていただく場合がございます。ご連絡のつく連絡先の明記をお願いいたします。
※次回以降、保護者同伴が望ましい場合は当院よりご案内いたします。
※お子様の症状についてご不明点等がありましたら、一緒にご来院いただくようお願いいたします。
ベビーカーについて
当院は院内のスペースが限られているため、ベビーカーでのご入室はご遠慮いただいております。
ご来院の際は、院内入口のエレベーターホールにございます「ベビーカー置き場」をご利用ください。
お手伝いが必要な方はスタッフまでお気軽にお声がけください。
