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【内科・小児科】首都圏での風疹患者急増!〜MRワクチン、2回接種していますか?いますぐご確認を!〜

[2018.09.03]

当院ではMRワクチンのご予約をお電話にて承っております。
お気軽にご相談ください。

必ず抗体価チェックの採血や、予防接種を行いましょう!

  • 採血で麻疹・風疹の抗体価が高いことを証明できている人 
  • 麻疹・風疹それぞれ2回の予防接種歴が確実であること
  • 採血などで麻疹や風疹の診断を確実にされた人(小さい頃に診察のみで、麻疹や風疹でしょうと診断されている方は、その他の疾患であった可能性があり、麻疹や風疹の抗体がついていない可能性があります。)

以上3点に当てはまらない方は、
必ず抗体価チェックの採血や、予防接種を行いましょう!
当院でも予防接種を実施しておりますので、お電話にてご相談ください。

 

品川区では、19歳以上で、風疹にかかった事がなく、2回以上の予防接種歴がない方は風疹抗体検査全額助成がありますので、ご確認ください。
検査の結果、抗体価が低い場合には無償でMRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)もしくは風疹ワクチンが受けられます。(こちら

乳幼児に関しては、1歳児、小学校入学前の計2回、定期予防接種としてMRワクチンの接種をしますが、19歳未満で、定期接種を2回受けられなかった方は、一人1回のみ助成がありますので、こちらもご確認ください 。

※麻疹・風疹ワクチンは、妊娠中の方は接種できません。妊娠可能な女性が麻疹・風疹ワクチンを接種する場合は、生理中や、生理直後(できれば確実な避妊を1カ月行った後)に接種し、接種後2カ月間は確実な避妊を行う必要があります。

 

風疹について

2018年7月後半から8月半ばにかけて、主に東京都、千葉県での風疹患者が急増し、国立感染症研究所より緊急情報が出されました。

風疹とは 

潜伏期間 

主に 16-18 日(14-21 日)。

感染経路

飛沫感染、接触感染、母子感染(胎内感染)。

感染期間

発疹出現 7 日前から発疹出現 7 日目ころまで。

症状 

発熱と同時に発疹に気付く。発熱は麻疹ほどには顕著ではないが、発疹(麻疹より淡い色の赤いブツブツ)が全身に出現する。発疹が消えた後には麻疹のような褐色の色素沈着は残らない。リンパ節の腫れは頚部、耳の後ろの部分にみられる。発熱は一般に軽度で、気付かないこともある。
3,000人に1人の頻度で血小板減少性紫斑病を、6,000人に1人の頻度で急性脳炎を合併する。
感染しても症状が出ない不顕性感染が約15〜30%ある。
妊婦の感染(特に妊娠20週ころまでの妊娠初期)により、胎児が、難聴、白内障、心臓の異常や発育発達の遅れを伴う先天性風疹症候群を発症することがある。

好発年齢 

近年、日本では予防接種率の上昇にともない患者は減少しているが、30-50 歳代男性の約20%は、風疹に対する十分な免疫がないとされている。

治療法 

有効な治療薬はなく、対症療法が行われる。

登校(園)基準 

発疹が消失するまで出席停止。

 まとめ

以上のように、風疹は、予防接種で予防可能な病気ですが、特に30代〜50代の男性には、予防接種歴のない方がいらっしゃります。
その方が知らない間に風疹にかかり、知らない間に家族や周りの妊婦に感染させてしまうと、胎児に先天性疾患を生じてしまう可能性があります。

また、成人の方が風疹にかかると、発熱が長引いたり、合併症を発生したりする可能性もあります。

 

麻疹(はしか)について

2018年の3月に台湾人男性観光客を発端とする沖縄県における麻疹(はしか)の流行が認められ、同時期に沖縄旅行から帰宅した愛知県の学生への感染から、愛知県内でも流行したことは、記憶に新しいです。

幸い、その後新たな麻疹患者の発生は減少し、2018年6月11日には沖縄県では、「沖縄県における麻疹流行の終息宣言」が出されました。しかし、ヨーロッパでは麻疹の流行が続いており、死者も出ている状況です。

沖縄での麻疹流行も、海外からの観光客を発端としていることを考えると、いつ、また、日本で麻疹が流行してもおかしくない状況です。

麻疹(はしか)とは

病原体 

麻疹ウイルス。

潜伏期間 

主に 8-12 日(7-18 日)。

感染経路

空気感染、飛沫感染、接触感染。

感染期間 

発熱出現 1 日前から解熱後 3 日を経過するまで。

症状 

発熱とともに目の充血、涙、めやにが多くなり、咳、鼻汁などの症状が見られる(カタル期)。口の頬にコプリック斑という特徴的な白い斑点が見られる。
熱がいったん下がりかけ、再び高熱が出てきた時に紅斑(赤い発疹)が出て発疹期になる。
発疹は全身に広がり、発疹が消えた後に褐色の色素沈着が残るのが特徴。発熱は発疹出現後さらに3-4日持続し、通常7-9日の経過で回復するが、重症な経過をとることもある。肺炎や中耳炎、下痢などを合併する事が多い。
1,000 人に 1-2 人の頻度で脳炎を合併し、脳炎や肺炎を合併すると生命の危険や後遺症の恐れもある
また、麻疹が治ってから数年〜10数年たってから発症する亜急性硬化性全脳炎(SSPE)は極めて重篤な病気です。

好発年齢 

ワクチン未接種、1 回接種、接種歴不明の 20-30 歳代の成人を中心とした発症。

診断法 

医療機関での採血の抗体検査。保健所を通して、採血、咽頭ぬぐい液、尿の核酸増幅法検査やウイルス分離。

治療法 

有効な治療薬はなく、対症療法が行われる。

登校(園)基準 

発疹に伴う発熱が解熱した後3日を経過するまでは出席停止。ただし、病状により 感染力が強いと認められたときは、さらに長期に及ぶ場合もある。

 

日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」 より一部改変。

 

麻疹・風疹についてご不安なことがありましたら当院にご相談ください。

呼吸器内科アレルギー科小児科内科院長ブログもよろしければご覧下さい。

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