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【小児科】りんご病・・・妊娠中の人は気をつけて

[2018.12.04]

あっという間に12月になりましたね。
今年は、まだインフルエンザの流行期には突入していませんが、小児科では色々と感染症の患者さんがいらっしゃいます。

最近では、「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)(りんご病)」がじわじわと流行しています。
伝染性紅斑は、通常であれば、ひどい症状になる事は少なく、一般的な風邪と同じ対応で問題ありません。

しかし、流行が引き続き、続いている風疹と同じく、妊娠中の方が感染すると、胎児に異常をきたす可能性がある感染症ですので、妊婦の方、妊娠の可能性がある方は特に感染防御を心がけてください。

伝染性紅斑(りんご病)

・冬から春に流行する事が多い
・学童期(6歳〜12歳)を中心に子どもの罹患が多い

原因・感染経路

ヒトパルボウイルスB19というウイルス感染が原因の感染症
主に唾液や鼻水の接触・飛沫による感染

潜伏期間

10〜20日

症状

発熱(微熱)、倦怠感、頭痛、筋肉痛、咳、鼻水などのかぜ症状のあと7〜10日経ったのち、頬がりんごの様に赤くなり、その後、体、手足に網目状(レース状)の発疹が出る事があります。
かぜ症状が出ている期間の感染力が強く、頬に特徴的な発疹が出る頃には周囲への感染力はありません。 

合併症

妊娠中(特に妊娠初期)の方が感染すると、胎児に異常をきたす(胎児水腫)事がありますので注意が必要です。 

診断

基本的には、臨床診断といって、医師の診察による診断になります。
特徴的な発疹が出る前は、通常の風邪や体調不良と見分けるのは困難です。
症状が長引く場合に、採血でパルボウイルス抗体を測定する事が稀にあります。 

治療

それぞれの症状に対して行う「対症療法」がメインで、特効薬はありません。
予防接種もありません。 

登園・登校許可

りんご病の初期は通常の風邪と見分けがつきません。
特徴的な頬の発疹が出る頃には感染力はありませんので、本人の全身状態が良ければ通常通り登園・登校可能です。

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