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院長ブログ

【アレルギー科】花粉症について(2019.01.11更新)

あけましておめでとうございます。

本年も何卒宜しくお願い致します。

 

新年最初のブログは花粉症についてです。

 

関東では2月頃より本格的にスギ花粉の飛散が始まります。今のうちに花粉症の知識を身につけ、少しでも快適に花粉症シーズンを乗り越えましょう。

花粉症とは

植物の花粉が原因となってアレルギー症状を起こす状態です。
日本ではスギが一番多く、4人に1人がスギ花粉症であると言われています。

症状

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが主なつらい症状です。

その他に肌荒れ、耳のかゆみ、頭痛、だるさ、微熱、咳なども起こします。

食欲が低下したり、口や喉が渇くこともあります。
これは主に鼻づまりによる嗅覚低下や口呼吸の増加が原因です。

花粉症の症状がひどいと眠りが浅くなり睡眠不足になります。

集中力や記憶力も低下しやすいです。 

花粉症シーズンの生活の注意

花粉の除去、回避が重要です。

  • 換気は短時間にとどめ、窓は小さく開けましょう。
  • 部屋の中はこまめに掃除をしましょう。
  • 洗濯物や布団は外干しを避けましょう。
  • メガネ、マスクなどを活用し、花粉の粘膜への付着を避けましょう。衣類は毛羽だった素材は避けて下さい。髪はまとめたほうが花粉は付きにくくなります。
  • 帰宅時は衣類や髪に付いた花粉を良く払ってから室内に入りましょう。
  • 帰宅後すぐにうがい洗顔、手洗いを行い、鼻をかみましょう。

治療

主に飲み薬、点鼻薬、点眼薬、スギ花粉の舌下免疫療法があります。

飲み薬

  • 抗ヒスタミン薬:くしゃみや鼻水を和らげます。眠気などの副作用が強いものもあります。鼻詰まりを緩和する血管収縮薬との配合剤もあります。
  • 抗ロイコトリエン薬・抗プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2薬:鼻づまりの時によく使います。飲み始めて1-2週間後の方が効果があります。
  • その他:ケミカルメディエーター遊離抑制薬、Th2サイトカイン阻害薬などがあります。

どうしても症状が強い場合には短期間のみステロイド薬を内服することもあります。

点鼻薬

  • 鼻噴霧用ステロイド薬:鼻症状に使います。
  • 点鼻用血管収縮薬:特に鼻づまりがひどいときに使うこともありますが、長期間使用すると逆に鼻づまりが悪化するため注意が必要です。

点眼薬

点眼用抗ヒスタミン薬、ケミカルメディエーター遊離阻害薬などがあります。

重症ではステロイド点眼を使用することがありますが、この場合には基本的には眼科で眼圧の評価などを受けた方が安心です。

初期療法とは

本格的に花粉の飛散が始まる前から薬物療法を始めることを指します。症状の発現を遅らせたり、症状を軽減させる効果があります。

市販薬について

市販の花粉症の薬も沢山出ています。中には副作用がでやすいものもありますので、花粉症のコントロールが不安定な場合には、医療機関を受診するようにしましょう。

舌下免疫療法

また、スギ花粉症に関しては舌下免疫療法があります。花粉症シーズンを避けて開始する治療法です。

詳細は舌下免疫療法についてをご参照下さい。

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